福島第一原発の燃料デブリの試験的取り出しについて、原子力規制委員会の山中委員長は「デブリ取り出しの第一歩だ」と強調しました。

福島第一原発では、事故で溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料デブリ」を巡り、事故後初めて外部に持ち出し分析する「試験的取り出し」を22日から開始します。

原子力規制委員会・山中委員長は21日の会見で「まずは大規模のデブリの取り出しに向かっての技術開発の第一歩かなと」と述べたうえで、計画が「3年遅れ」となったことについては「まずは着実に一歩進めていただくということが大切だ」と強調しました。

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