20日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は4営業日続伸し、取引の中心となる12月渡しが前日比9・30ドル高の1オンス=2550・60ドルで取引を終えた。中心限月の終値としての過去最高値を3営業日連続で更新した。
外国為替市場でドルが主要通貨に対して下落したことから、ドルの代替資産とされる金の買いが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測を背景に、金利が付かない金への投資の魅力が高まるとの見方も相場を支えた。
直近限月の8月渡しは9・50ドル高の2511・30ドルだった。(共同)
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