春の高温で大きな影響を受けたサクランボについて、今年度のサクランボ狩りの観光客数が、コロナ禍前と比べ「半数以下」に激減したことが県の調査でわかった。

ことしのサクランボをめぐっては、6月に気温が高い日が続いたため、収穫期が大幅に早まったほか、出荷できない「うるみ果」が発生するなど大きな影響が出た。

こうした中、県はきょう、今年度のサクランボ観光果樹園の入れ込み数を発表した。
それによると、客の数は計20万2400人で、昨年度の24万人と比べ「約2割」減った。
また、コロナ禍前の2019年度は43万1100人で、これと比べると「半数以下」に減ったことになる。

減った理由について県は、ことしは暑さで例年よりもサクランボ狩りのシーズンが早く終了し開園できた期間が短かったことや、高温障害でサクランボの収穫量自体が減ったためとしている。

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