台風7号の影響で、東海道新幹線は16日終日、東京-名古屋間で計画運休となります。お盆のUターンラッシュに大きな影響が出ています。

■東海道新幹線 新大阪駅から最新情報を報告

15日午後5時半現在の新大阪駅の様子を、橋本アナウンサーが伝えます。

【橋本和花子アナウンサー】「新大阪駅中央口からお伝えします。改札を出入りする方はかなり多いんですけれども、特に目立った混雑は見られません。そして『新幹線自動きっぷうりば』は、つい先ほどまでほとんど列がありませんでした。いまはかなり列ができていますが、スムーズに進んでいる様子です。
 JR東海の広報の方に聞きましたところ、14日の時点で、16日の運行予定を事前に発表していたためか、例年のお盆のUターンラッシュの様子とさほど変わらないと話されていました」

JR東海は16日、東海道新幹線の東京-名古屋間で、始発から終日、運転を取り止めると発表しています。

また、名古屋-新大阪間は全ての列車を運休とした上で、各駅停車の「こだま」を臨時で上下線1時間あたり2本程度運転するとしています。こちらはグリーン車以外は全て自由席となっています。

16日の計画運休に伴い、15日は東京-新大阪間の「のぞみ」を増便していて、上下合わせて8便(上り3、下り5便)が臨時で運行されています。「のぞみ」の販売状況は、臨時列車を含めてほぼ満席ということです。

15日の「のぞみ」は全席指定となっていますのでご注意ください。

■新幹線の利用客は予定を変更

新幹線の利用客は、
【東京へ帰る人】「本当はあす帰る予定だったんですけど、あす台風で新幹線動かないっていうので…」
【東京へ帰る人】「新幹線止まっちゃうんだって」
【東京へ帰る人】「おばあちゃんの家、もうちょっといたかったね」

【神奈川へ帰る人】「ちょっと悲しいです。もうちょっとゆっくりしたかった」

【ライブのため群馬県から大阪に来た人】「(予定を)1日早めて来ました。長くいられるからラッキーかなと思ったけど、宿泊代とかプラスでかかるので大変かな」


■大阪-東京間 サンダーバードと北陸新幹線を乗り継ぐ方法も

16日に移動予定の方に参考にしていただきたいルートがあります。東海道新幹線の代わりに、特急サンダーバードと北陸新幹線を乗り継ぐ方法があります。遠回りにはなりますが、JR西日本はこの代替ルートの需要が見込んで、16日夕方、北陸新幹線の金沢駅から東京方面への臨時列車を2本運行する予定です。一つの手段として、参考にしてください。

東海道新幹線については、17日も台風通過後の状況によっては始発から運休や大幅な遅れなどが発生する可能性もあるということです。随時、情報をお確かめください。

(関西テレビ「newsランナー」 2024年8月15日放送)

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