お盆に仏前に供える花やフラワーアレンジメント用として人気があるリンドウの収穫が、米沢市で盛んに行われている。

夏から秋に咲くリンドウは、昼と夜の寒暖差が大きいほど色づきが良くなる。
JA山形おきたまは、置賜の山間地が栽培に適しているとして、10年前から本格的な生産に乗り出し、いまは18軒の農家が手がけている。

米沢市簗沢の古畑功一さんの畑では、いつもの年より約1週間早い6月下旬から収穫をはじめ、お盆を控えたこの日も忙しく作業していた。
ことしの夏も暑く、普段ならほとんどしない水まきの回数を増やすなど、手間をかけながら鮮やかに色づいたリンドウの生育をよろこんでいた。

(古畑功一さん)
「(花が咲けば)とてもうれしい、やったかいがある。手をかけた分、返してくれる。良かったです」

収穫は10月中旬まで続き、JA山形おきたまは25万本の出荷を見込んでいる。

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