(ブルームバーグ):13日の債券相場は上昇が予想されている。イスラエルがイランによる大規模攻撃に備えているとの報道を受けて、リスク回避の動きから米国市場で長期金利が2営業日連続で低下した流れを引き継ぐ。

全国信用協同組合連合会(全信組連)の山下周チーフエコノミストは、米長期金利は既に利下げを相当程度織り込んでいるが、過去の傾向からすると、9月の利下げに向けて緩やかな低下トレンドをたどる可能性が高いと指摘。日本の債券相場にも支えになるとの見方を示した。

同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは0.83~0.87%(9日は0.855%で終了)、先物中心限月9月物は144円90銭~145円30銭(同145円09銭)。

先物夜間取引の9月物は9日の日中取引終値比8銭高の145円17銭で終えた。

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