TポイントとVポイントを統合した新しい「Vポイント」のサービスが22日からスタートした

TSUTAYA(ツタヤ)などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する「Tポイント」と三井住友フィナンシャルグループの「Vポイント」が統合し、22日から「青と黄色のVポイント」としてサービスが始まった。これまでのTポイントと何が違うのか。消費者がお得に利用していくためのポイントをまとめた。

加盟店は世界で1億店以上

Q 何がお得になるのか

A 新しいVポイントは、従来のTポイント加盟店と、世界中のビザやマスターカードの加盟店でポイントが貯まる。加盟店も国内だけで750万店、計1億店以上と国内外に大きく広がる。TポイントとVポイントの両方に加盟している店の場合、1回の決済で両方のポイントがダブルで加算されるので、ポイントがさらに貯まりやすくなる。

また、三井住友カード(三井住友カードNLやOliveフレキシブルペイなど)をスマホのウォレット機能に連携し、対象のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済した場合は最大7%のポイントが還元される。

Q これまでのTポイントカードやアプリは使えるのか

A Tポイントは自動的にVポイントに変更され、TポイントアプリはアップデートするとVポイントアプリに更新される。従来のTポイントのサービス内容に変更はなく、これまで通り「1ポイント=1円」として利用できる。今までプラスチックのTカードやモバイルTカードを使ってきた人も、これまでと同じようにポイントが貯まる。

Tポイント加盟店はそのままで、22日からはすき家、はま寿司、なか卯、ロッテリアなど新たに加盟店約5000店が増える。5月以降は大手書店「紀伊国屋書店」や家電量販店「ジョーシン」も加盟店となる。

Q 現在のTポイントをVポイントに合算できるのか

A 三井住友銀行系のアプリを使い、アプリ内でTポイント利用者の会員番号(V会員番号)を連携すると、貯めたポイントを合算できる。連携しないとポイント合算だけでなく、TポイントとVポイントの両方の加盟店で決済した場合にダブルでポイントを貯めることができないなど一部のサービスが利用できない。

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