(ブルームバーグ):アップルはパソコン「Mac mini」の新モデルを計画しており、過去最小サイズのデスクトップパソコンになる見通し。人工知能(AI)に重点を置いたパソコンMac見直しの一環。

事情に詳しい複数の関係者によれば、新しいminiは今年発表を予定。スティーブ・ジョブズ氏が2010年に改良して以来のデザイン一新となる。最新型は従来モデルよりかなり小さくなり、セットトップボックス「Apple TV」のサイズに近いと、関係者らは計画が部外秘情報であることを理由に匿名で話した。

アップルは向こう数カ月で複数の新しいMacを発表する予定で、miniはその一つ。同社は「M4」ラインのプロセッサーを搭載したデスクトップ「iMac」とノートブックパソコン「MacBook Pro」についても、早ければ年内発売の方向で準備している。来年春には「MacBook Air」が、年央に向けて「Mac Pro」と「Mac Studio」モデルが計画されている。

2020年に更新されたアップルのMac mini

M4プロセッサーへの大量アップグレードはアップルの新たなマイルストーンとなる。全てのMacに同じ世代の半導体を搭載するのは今回が初めて。タブレット端末「iPad Pro」に採用済みのM4は、アップルが年内に投入を始める新しいAI機能を支える。

カリフォルニア州クパチーノ本社在勤のアップル広報担当者は、同社の計画に関するコメントを控えた。

原題:Apple Readies Smallest Desktop Mac Yet as Part of M4 Upgrades(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。