「小林製薬」の紅麹サプリを巡り健康被害を訴えている問題で、小林製薬は「紅麹」事業から撤退すると正式に発表しました。

 小林製薬は3月22日に紅麹関連製品にて一部の紅麹原料に想定していない成分が含まれている可能性が判明したことを発表し、紅麹関連製品に関して、使用中止や自主回収などの対応を行っていました。

 こうした状況の中で、重大な健康被害を引き起こすなどの影響等を踏まえ、8月8日に開催された取締役会で「紅麹」事業から撤退する決議をしたと発表しました。

 事業撤退後においても、健康被害に遭った顧客や取引先への補償、原因究明等の対応は進めていくとしていました。

 また、紅麹関連製品にかかわる製造ラインの問題点を全て洗い出し、再発防止策を講じることが企業としての使命であると判断し、これらについても継続して実施するとしています。

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