ホンダは今年4月から6月までのグループの決算で営業利益が4800億円を超え、過去最高を更新したと発表しました。

ホンダが発表した今年4月から6月までのグループの決算によりますと、売上高に当たる売上収益が前の年の同じ時期より17%近く増えて、5兆4048億円となりました。

また、本業の儲けを示す営業利益も前の年の同じ時期より23%近く増え、4847億円となりました。いずれも過去最高を更新しています。

アメリカで利益率の高いハイブリッド車の販売が好調だったことや、歴史的な円安が追い風となりました。

ホンダ 藤村英司CFO
「先週から比べると10円落ちるというような、こういった状況下、やはり今ここでドル円だけではなくて、新興国通貨も含めると非常に読むのは難しいところ」

ホンダの藤村英司CFOは、為替や株式市場が大きく変動していることについてこのように指摘し、「安定が望ましいが、大事なことは変化に強い事業構造をいかに日頃から高めておくこと」と見解を述べました。

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