島根県出雲市の50代の男性が、インターネット広告を通じて知り合った人物からの投資話に乗り、指示に従うままお金を振り込み、あわせて1586万円をだまし取られる詐欺被害にあったことが分かりました。

詐欺被害にあった出雲市の50代の男性は、2024年3月頃、投資のインターネット広告を通じて「小島」と名乗る人物と知り合いになり、SNSアプリ上でやり取りをするうちに、知識が豊富な個人投資家だと信じるようになったということです。
さらに「小島」から紹介された先生を名乗る「清水」も含め投資情報のやり取りを続けるとともに、投資アプリをダウンロード。アプリ上に口座を開設し、4月25日から6月27日にかけて県内の金融機関のATMやインターネットバンキングを利用して投資金を振り込んだとしています。
そしてアプリ上には、投資による利益が出ている状況が表示されていたことからお金を引き出そうとしたところ、「運営費を払え」とのメッセージが届き、お金が引き出せないことから詐欺に気づいたということです。
振り込んだ回数は合わせて10回で、被害額は1586万円に上りました。

警察は、SNSで友達申請があり、投資勧誘をしてくる。聞いたことのない投資アプリを勧めてくるなどのケースは詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。