5日、過去最大の下げ幅を記録した日経平均株価は一時3000円以上、上昇し、終値での過去最大の上げ幅を超えました。

 (経済部・小林里咲記者報告)
 5日の歴史的な暴落から一転、6日の日経平均株価は記録的な急上昇です。

 やはり皆さん気になるのか、通勤前に足を止めてボードに見入る人の姿もありました。

 日経平均は5日、アメリカの急速な景気減速への懸念や円高などから過去最大の下げ幅となる4451円値下がりしました。

 3営業日で7600円余りの急落です。

 しかし、一夜明けた6日は取引開始とともに急上昇しました。

 一時3000円以上上昇し、上げ幅は終わり値ベースでの過去最大の上昇幅である1990年10月の2676円を上回っています。

 市場関係者からは、5日の反動などから買い戻す動きが強くなるという見方がある一方で、しばらくは不安定な動きが続きそうだと警戒する声もあります。

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