公正取引委員会が損害保険大手4社に約1億5500万円の課徴金納付命令です。

納付命令を受けるのは、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の4社。

関係者によりますと、4社は京成電鉄向けの保険を巡り、事前に契約を仕切る社を決めるカルテルを結んでいた疑いがもたれています。

課徴金額は損保ジャパンをのぞく3社で約1億2000万円です。

また東京都向けの保険では、あいおいを除く3社が受注予定者を、事前に決めていた疑いがあり、落札した損保ジャパンに約3500万円の課徴金納付を命じます。

公正取引委員会は、企業側から意見聴取した上で処分を最終決定する方針です。

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