人手不足が課題となっているバスやタクシー、トラック業界に関心をもってもらおうと定年退職を迎える自衛官を対象にした運転体験会が開かれました。

この運転体験会は今年10月以降に定年退職を迎える予定の自衛官に、バス・タクシーの仕事に関心を持ってもらい、次の就職先に選んでもらおうと佐賀運輸支局や県バス・タクシー協会などが開いたものです。
5日は6人の自衛官が、実際にバスやトラックの運転を体験するなどしました。

【自衛官】
「バスは二種免許をとっているので運転手も視野に入れている」
【佐賀運輸支局】
「バス・タクシー・トラックとも人材確保のために働きやすい職場作りに積極的に取り組んでいる。そういったところも自衛官の方にしっかりお伝えして運転手という仕事を選んでもらいたい」

時間外労働時間を規制するいわゆる「2024年問題」ではドライバー確保が課題となっていますが、佐賀運輸支局によりますと自衛官は56歳で定年退職を迎える人が多く年齢的にも若いことから、即戦力として期待が寄せられているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。