愛知県の最低賃金が過去最大の上げ幅となる50円引き上げられ、1077円となる見通しとなりました。

 愛知県の最低賃金を決める審議会は5日朝、県内で働く全ての労働者を対象とした最低賃金を50円引き上げ、時給1077円とするよう愛知労働局の小林洋子局長に答申しました。

 適用は10月1日からとなる見通しで、上げ幅はこれまでの過去最大だった2023年の41円を大きく上回りました。

 続く物価上昇などを踏まえたものですが、経営側の代表者からは「業績回復が進んでいない中小企業は事業継続が脅かされることも懸念される」などと、行政に支援の強化を求める声もあがりました。

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