下げ幅が一時4200円を超えた日経平均株価を示すモニター=東京都中央区で2024年8月5日午後2時34分、幾島健太郎撮影

 5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)の終値は、前週末比4451円28銭安の3万1458円42銭だった。

 終値の下げ幅としては、ニューヨーク株式市場の大暴落「ブラックマンデー」の翌日の1987年10月20日に付けた3836円48銭を超え、史上最大となった。

 円高や米景気の先行き懸念から、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、取引開始直後から全面安の展開となった。東京外国為替市場の円相場で円高・ドル安が進み、午後に入ると売りがさらに加速した。【成澤隼人】

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