宇都宮市とうるま市の友好都市提携をPRするLRTのラッピング車両=宇都宮ライトレール提供

 宇都宮ライトレールは、宇都宮市と沖縄県うるま市の友好都市提携を記念し、次世代型路面電車(LRT)に両市の特産品やシンボルを施したラッピング電車「宇都宮市・うるま市 友好都市号」の運行を始めた。来年3月31日まで運行する予定。

 両市はこれまでも農業や観光、スポーツなどで交流を続けてきたが、さらに関係を発展させようと友好都市として提携する。3日、宇都宮市内で調印式を行い、同日開催のふるさと宮まつりで、うるま市の伝統芸能エイサーを披露するなど友好都市提携を盛り上げる。

 ラッピング電車は、オレンジやブルーの車体に、ギョーザやジャズ、カクテル、宇都宮城址公園などのほか、マンゴーやエイサー、世界遺産の勝連城跡など両市の名物や名所などをデザイン。「友好都市で共創のまちづくりへ」の文字も入っている。運行を始めた7月27日は上下線計16本を運行したが、以降は不定期。【松沢真美】

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