1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比494・82ドル安の4万0347・97ドルで取引を終えた。朝方発表された米経済指標が振るわず、米景気の先行きに対する警戒感が広がり売り注文が膨らんだ。前日終値からの下げ幅は一時、700ドルを超えた。
米サプライ管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は昨年11月以来、8カ月ぶりの低水準となり、景気減速への懸念が拡大した。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに転ずるとの期待が相場を下支えした。(共同)
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