7月31日夜、岐阜県で唯一の百貨店「岐阜高島屋」が閉店し、47年の歴史に幕を下ろしました。

 31日夜、岐阜高島屋は閉店し、セレモニーにはおよそ2000人の買い物客ら集まりました。

セレモニーを見届けた女性客:
「悲しくて悲しくて。私が小さい時からずっとあったので、さみしいです」

セレモニーを見届けた男性客:
「47年間という長い間、たくさんの思い出ができたと思っています。ありがたいと思っています」

 岐阜高島屋は施設の老朽化や業績の悪化などを理由に閉店となり、31日はおよそ2万人の客が訪れ最後の時間を惜しみました。

 岐阜高島屋の橋本逸郎社長:
「これからもずっと、皆様の思い出の中に生き続けることが出来ましたら、私たちとしてこれ以上の幸せはございません。47年間ありがとうございました」

 岐阜高島屋の閉店に伴い岐阜県は全国で4県目となる「百貨店がない県」となります。

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