目まぐるしく変化する世界の情勢に対応可能な人材を育てます。

熊本大学は30日、9つ目の学部にあたる新組織『共創学環』を再来年度、設置すると発表しました。

【熊本大学・小川 久雄 学長】
「この『共創学環』は実践的な課題解決型の人材育成・養成を明確にした『産学官金』連携、文理融合という時代のニーズに即した教育組織です」

熊本大学が2026年度に設置を予定している新しい学部組織は仮称『共創学環』です。

通常の学部と同じ「学士課程」で文理融合によるフィールドワークが特徴。

企業や金融機関、自治体と連携し、課題解決型の人材を育成します。

【熊本大学・小川 久雄 学長】
「経済界からは従来の文系学部はどのような人材が養成されているのか分かりづらいとの指摘がありました。地域の企業の方からいつも言われてたのは『法学部、文学部はあるけども経営に関する学部がない』と」

熊本大学にとっては半導体関係の教育を強化する『情報融合学環』に続き9つ目の学部相当組織。特に文系の学生が企業や社会で即戦力となり若いうちから経営的な視点を持てるような教育環境の整備を目指します。

仮称『共創学環』の定員は80人を予定しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。