民間の信用調査会社によりますと、金沢市で台湾まぜそばの店などを経営していた、金澤万力商店が金沢地裁から破産手続きの開始決定を受けた事がわかりました。負債総額は約1900万円とみられます。

帝国データバンクによりますと、破産したのは、金沢市窪7丁目の金澤万力商店です。金澤万力商店は、2018年12月創業で、金沢市南部で「焼肉ホルモンだんだん」を経営し、2021年2月には、台湾まぜそばで有名な「麺屋こころ」のフランチャイズ店を金沢市畝田西に開業しました。

帝国データバンクによりますと新型コロナウイルスによる影響で営業時間の制約やアルコール類の提供自粛などで集客に苦戦を強いられていたとみられ、相次ぐ原材料価格や燃料価格の高騰で収益の確保も難航。2023年1月に焼肉店を、さらに4月には「麺屋こころ金澤店」を閉鎖し、事業を停止していました。

その後も事業再開のめどはたたず、7月19日に金沢地裁から破産手続きの開始決定を受けました。負債は約1900万円と見込まれるということです。

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