スノーピーク製品を扱う直営店やレストランがある管理棟。外に庄内川沿いの景観が広がる=宮崎県都城市で2024年4月15日、下薗和仁撮影

 宮崎県都城市の関之尾公園内にアウトドア用品メーカー「スノーピーク」(新潟県三条市)運営のキャンプ場が開業するのを前に、都城市は、施設を報道公開した。日本の滝百選の関之尾滝や国指定天然記念物の甌穴(おうけつ)群など独特な自然景観を満喫してもらう工夫が随所に施されている。「スノーピーク都城キャンプフィールド」は27日、開業する。

木立の向こうに庄内川が見えるコテージ=宮崎県都城市で2024年4月15日、下薗和仁撮影

 市が進めてきた公園のリニューアルの一環。水の力で小さな石が回転してできた円形の穴が集まった甌穴群から幅40メートル、高さ18メートルの滝に連なる庄内川の流れに沿って、100区画のキャンプ場、モバイルハウス5台、コテージ4棟、シャワーやトイレのサニタリー棟を備える。

 施設内には指定管理者のスノーピーク製品を扱う直営店のほか、レストランやカフェも展開する。また、関之尾滝を真横から見られる展望台を新たに整備。手ぶらで来てもキャンプを楽しめるプランも用意され、現地でキャンプ用具一式をレンタルできる。問い合わせは市みやこんじょPR課(0986・23・2615)。【下薗和仁】

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