「セブン&アイ・ホールディングス」は、業績不振が続くイトーヨーカ堂などのスーパー事業の株式を2027年度以降に上場する検討を始めました。

セブン&アイ・ホールディングス 井阪隆一社長
「私どもとしてはもう1回、再成長してもらうためにどうしたらいいんだという選択肢を事業会社と一緒に考えていかなければならない」

 セブン&アイの井阪社長は10日の決算会見で、イトーヨーカ堂などのスーパー事業で株式上場の検討を始めたことについて言及しました。

 社外取締役で構成する戦略委員会の提言を受けたもので、株式の一部は維持しますが、連結子会社であることにはこだわらないとしています。

 コンビニ事業との食品開発の協業は続け、グループからの離脱ではないと強調しました。

 イトーヨーカ堂の2023年度の業績は259億円の最終赤字でした。

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