リニア中央新幹線のトンネル工事をめぐり、静岡県と大井川流域の市と町が行っている意見交換会について、静岡市の難波喬司 市長は7月26日の会見で県に参加を申し入れたことを明らかにしました。

リニア新幹線の工事をめぐっては、7月23日に鈴木康友 知事と大井川流域の10の市と町のトップが初めて意見を交わしています。

こうした中、静岡市の難波市長は26日の会見で意見交換会へ招かれなかったことに疑問を呈した上で、県に対して参加を申し入れたことを明らかにしました。

静岡市・難波喬司 市長:
静岡市も流域市町。なんで静岡市が入ってないのかな?と率直に疑問に思った。これからは一緒に意見交換に参加できればいいかなと思う

これに対して鈴木知事からは「静岡市も含めた開催を検討したい」と担当部署を通じて返答があったということです。

また、難波市長は環境への影響など静岡市が持つデータについても説明したい意向を持っていて、県は今後意見交換会の在り方を考える方針です。

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