ニューヨーク証券取引所

 25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比81・20ドル高の3万9935・07ドルで取引を終えた。朝方発表された4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回り、景気減速に対する警戒感が後退。買い注文が優勢となった。

 米商務省が25日発表したGDP速報値は、年率換算で前期比2・8%増。伸び率は3四半期ぶりに拡大し、米経済の堅調さを示した。ただ26日に6月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控え上値は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続落し、160・68ポイント安の1万7181・73。(共同)

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