道路舗装大手のNIPPO(東京)は20日、国土交通省や東日本高速道路、中日本高速道路から請け負った工事で、契約に反して、新品ではなく再生材料を混ぜたアスファルトで施工していたと発表した。新品と比べ品質が安定しない場合があるとして、同社が耐久性を調査している。
同社によると、再生材料入りを使っていたのは、2022年度以降に発注を受けた工事と23年度に実施した工事の一部という。今年2月26日ごろ、再生材料入りを新品として子会社が出荷しているのではないか、と情報提供があり調べていた。
国交省や道路会社に既に報告し、契約に反する工事が他にもなかったかどうか調べている。(共同)
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