もうすぐ土用の丑の日。物価高のなか、うなぎを安くおいしく提供しようと企業があの手この手で奮闘しています。

「土用の丑の日」にむけて需要も“うなぎのぼり”。大手スーパーの目玉は…

記者
「超特大と書かれた、私の腕が半分以上も隠れる長さの、ずっしりと重たいうなぎ。実は、うな丼3つ作れるんです」

なぜこんなに大きいのか。

イオンリテール 松本金蔵 水産商品部長
「『1尾では高いが、このサイズだったら3等分できる』という発想になっていただけたら、非常にコスパが良い」

過去最多の10万尾を用意しているそうですが、このサイズならではの“論争”を気にする人も。


「カットするじゃない。こっち(頭)を私が食べるか、主人が食べるか、じゃんけんしないといけない」

一方で“小さくて”“安い”商品もラインナップ。1000円以下の「中国産」で、うなぎに手が伸びなかった若い世代にアピールです。

さらに、あえて同じ売り場に並べたこの蒲焼き、実は「サクラマス」です。


「蒲焼きのタレをかけちゃうと、だいたいみんな同じかなと。別にいいかな」

土用の丑の日をあさってに控え、消費者の心をくすぐる、うなぎ商戦も「熱々」です。

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