ＪＲ東海によりますと、７月２２日午前３時半すぎ、東海道新幹線の豊橋駅～三河安城駅の上り線で、線路などを点検する保守用車同士が衝突し脱線しました。

　この影響で、東海道新幹線は始発から一部の区間で運転できない状態が続いていて、２２日午後３時半時点も浜松駅～名古屋駅の上下線で運転見合わせが続いています。

　ＪＲ新大阪駅は早朝から、仕事や旅行で利用する予定だった人たちでごった返しました。

　（東京へ行く予定の大学生）「就活で面接に行かなくてはならなかったが、企業とやり取りして日程変更することになりました」
　（東京に旅行予定の親子）「最悪ですね、どうしようっていう感じです。（Ｑ旅行はどうする？）どうにかしていきます。せっかく休んだので」

　一方、ＪＲ京都駅でも新幹線に乗れない人たちで駅構内には長い列ができていました。

　今回の運転見合わせを受け、全日空と日本航空はそれぞれ羽田－伊丹を往復する臨時便を設けました。

　（臨時便で仙台へ向かう人）「新幹線がきょうは動かないって聞いたので飛行機で。会社も違うじゃないですか。でもおかげで助かったので、ありがたいです」
　（臨時便で東京へ向かう人）「夜行バスよりかは、あしたの体（の疲れ）的には、日にちをまたぐ前に帰った方がいいかなと。（Ｑ臨時便があってどう？）セーフ、助かったという感じですかね」

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