マイクロソフトのウィンドウズを搭載したパソコンでトラブルが発生しています。日本マイクロソフトの品川本社前から報告です。

 (高瀬幸介記者報告)
 日本マイクロソフトの本社周辺では今のところ目立った動きは見られませんが、中では対応に追われているかと思われます。

 今回のトラブルについてはマイクロソフトのウィンドウズを搭載したパソコンでトラブルが発生し、世界各国に影響が広がっているようです。

 セキュリティー対策の専門家によりますと、問題が起きているとみられるのはマイクロソフトのコンピューターに入っている他の企業の「クラウドストライク」というソフトだそうです。

 新型コロナウイルスの流行下で、テレワークの普及でパソコンなどの持ち出しが増えたため、そうした端末はサーバーのセキュリティー対策のために導入が進んだシステムだということです。

 様々なセキュリティー対策のシステムがありますが、これは非常に高性能で、かつ高額だということです。

 なので、導入できるのは個人というよりは企業や大企業が多く、そうしたところで影響が広がっているものとみられます。

(Q.品川本社前では社員の出入りなど騒然としたような様子はあるのか?)

 周囲を走り回って見ていましたが、そうした様子は見られませんでした。

 かなり大きなビルでセキュリティーも非常に厚くなっているので、目に見えるところで、そうした雰囲気が感じ取れるところは今のところはありません。

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