世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「そうめん」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

5年連続三つ星 京都屈指のレジェンド「麺類はコシ」

今回は、スーパー・コンビニ・ネットで買える「そうめん」15種類を比較。チェックポイントは、①調理スピード ②コストパフォーマンス ③そのままの味 ④つゆとの相性 ⑤夏に試したい味(ソーメンチャンプルーにした味) の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

審査には、5年連続でミシュランガイド三つ星を獲得し、京都屈指の予約が取れない名店として知られる「祇園さゝ木」の“和食のレジェンド”佐々木浩さんが協力。「麺類はやっぱりコシですよね。食感がボソボソだったら全然おいしくないので…」と佐々木さん。また、小麦・塩・水というシンプルな原料の中で、いかに味や香りに深みを出せるかがポイントになるという。

忖度なしにひたすら「そうめん」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、冬の秋田が生んだ至福ののどごしと驚異の調理スピード

第5位は、稲庭うどん小川の『稲庭そうめん』(税込594円 ※番組調べ)。

寒さが厳しい冬の秋田で作られる稲庭そうめん。熟成を5段階に分けて行うことでできた気泡が、モチモチとしたコシの強い歯ごたえを生み出す。さらに「稲庭の名水」と呼ばれる湧き水が、絹のように美しいツヤを演出。そんな水分量の多さがもたらすのどごしはまさに至福のひとこと。清水アナは「この麺でしか味わえない風味がある」、佐々木さんも「いい小麦を使ってるので味に深みがありますよね」と余韻に浸った。
また、今回一番長い麺だったにもかかわらず、気泡があることで「調理スピード」は最速。わずか1分28秒で1位となった。

4位は、箸からすべり落ちてしまうほどの“とぅるもち”食感

第4位は、小野製麺の『手延半田めん』(税込475円 ※番組調べ)。

今回調査した15種類の中で最も太い麺は、直径約1.5mm。そんな麺の太さとツヤが大きな特徴で、佐々木さんは「味もしっかりしてますよね。だしもいらないですよ。のどごしも最高」と称えた。
生地には、特製のブレンド小麦、鳴門の塩、吉野川の地下水と厳選された3つの素材を使用。箸からすべり落ちてしまうほどのつるっと食感で、清水アナは「とぅるもち」と表現。「これはいいの見つけちゃいましたね」と喜んだ。
手軽に買えるうえ、高級感を感じる味わいは夏のギフトにもぴったりだ。

3位は、コシ・のどごし・ツヤ、すべてがハイレベル 「ソーメンチャンプルーにした味」1位

第3位は、葵フーズの『富良野産小麦使用島原手延素麺ノンオイル』(税込260円 ※番組調べ)。

パン作りでもよく用いられる北海道・富良野産の小麦を100%使用したことで生まれる、コシの強さと豊かな風味が魅力のそうめん。コシ・のどごし・ツヤ、すべてがハイレベルだった。「食材の味に負けないか?」「香りや食感を損なわないか?」というそうめんの本質を確かめるべくチェックした「ソーメンチャンプルーにした味」では1位に。火を入れると焼きうどんにも似た食感と味わいに変身し、「バランスが抜群にいい」と佐々木さんを感心させた。

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