17日の外国為替市場で円が対ドルで急伸し、一時1ドル=156円台前半を付けた。約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。
東京市場の午後5時現在は前日比1円42銭円高ドル安の1ドル=157円07~09銭。ユーロは1円41銭円高ユーロ安の1ユーロ=171円34~38銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測から米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが先行。河野太郎デジタル相が日銀に追加利上げを求めたと伝わると、円買いが広がった。
市場では「円安是正のための利上げ圧力が高まっているようだ」(外為ブローカー)との声があった。(共同)
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