新見市の土木工事業「白川土木」が岡山地裁新見支部から特別清算開始決定を受けていたことが民間の信用調査会社の調べで分かりました。

民間の信用調査会社、東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、「白川土木」は1968年設立で、新見市を代表する土木工事業者ということです。

官公庁の土木工事を主体とし、1997年10月期には売上高12億3900万円を計上していました。近年は対象工事が減り、売上高も低下、借入金に依存した多忙な資金繰りとなっていたということで、2022年7月期の売上高は4億7400万円にとどまり、4800万円の赤字となっていました。

白川土木は2023年9月に事業を停止、2024年3月に解散したものの、負債の処理ができず、特別清算を申請したものです。負債総額は現在調査中ですが、約5億円が見込まれるということです。

白川土木に建設機械のリースなどを行っていた新見市の「シラカワ」も連鎖的に特別清算を申請しています。

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