沖縄の物流を支える最新鋭の貨物船が16日就航するのに合わせて内覧会が開かれました。

大城良太アナウンサー:
「沖縄にとって重要な役割を担う海上輸送、その発展に大きく貢献する船が誕生しました」

琉球海運の新造船「かりゆし2」は全長約180メートル、総トン数は1万1600トンを誇ります。

大城良太アナウンサー:
「私がいるのは貨物スペースです。かりゆし2にはこの広い貨物スペースが5層もあり、最大で7240トンを輸送できます」

かりゆし2は船底を水の抵抗を減らす形状にしたり、気象や海の状況を把握し目的地まで最短ルートで到着できる最新のシステムを導入したことで、同じサイズの貨物船よりも燃料がおよそ3割削減できるという事です。

さらにこんな事も…

友利文輝船長:
「燃費効率を追求したためにスマートな形になった副作用で揺れが少なくなった、荷物に優しくなったかなという感じはします」

琉球海運・濱元朝尚営業部長:
「省エネ運行を継続しつつ、県民のために夢と暮しと文化を運ぶをモットーに運行していきたいと思っています」

環境にも荷物にも優しいかりゆし2は16日から就航し、那覇と博多の間を結びます。

※かりゆし2の数字表記はローマ数字

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