ホグワーツ城を背に「ハリー・ポッター」エリア開業10年を祝い、バタービールで乾杯する加藤清史郎さん(中央)とファンら=大阪市此花区で2024年7月15日、長尾真希子撮影

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区、USJ)は15日、映画「ハリー・ポッター」のエリアがオープンから10周年を迎えたのを記念するイベントを開いた。

 USJは2001年にオープンして話題になったものの、一時人気が低迷。14年に450億円を投じた「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が起爆剤となり、海外からの観光客も増え、入場者数はV字回復した。

 イベントには、10年前のハリポタイベントにも登場した俳優、加藤清史郎さん(22)が再登板。映画の世界観を再現した「ホグズミード村」で特別グリーティングをしたほか、招待された約60人のファンと一緒に、映画や原作でおなじみの飲料「バタービール」で“口ひげ”をつけて笑顔で乾杯した。

 高校時代は英国への留学も経験した加藤さんは「ここへ来ると、英国を感じて懐かしい気持ちになる。この10年でハリー・ポッターへの愛が増した。これからの10年も、自分の魔法史を塗り替えていきたい」と笑顔で話した。

 また、魔法学校「ホグワーツ城」内部をじっくり歩けるツアーが4年ぶりに復活した。ダンブルドア校長室に入るきっかけとなる「グリフィン像」や「ホグワーツ初代校長の像」などが見られる。【長尾真希子】

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