大阪・関西万博、「共同住宅型」のパビリオンの引き渡し式が行われました。

 パビリオンの敷地の引き渡し式で「鍵」を受け取ったのは、来年の大阪・関西万博に「タイプB」で出展するヨルダンの代表です。

 万博の海外パビリオンは4つのタイプに分かれていて、建物・展示などを独自で建設するタイプA。各国が建物内の小分けの展示スペースを借りて出展するタイプC。建物は博覧会協会が建て内装や外装は自国で建設するタイプX。そして大きな建物の中を区切って“共同住宅”のような形で出展する今回のタイプBです。

 タイプBで建設されるヨルダンパビリオンは「未来を紡ぐ」をコンセプトに、奈良県上北山村の杉材を使って、ヨルダンの1万4000年の歴史を振り返るということです。

 (ヨルダンパビリオン アフマド・ジョブラーン館長)「モノをつくるだけでなく、思い出を作る、関係を作るということを考えていまして、人と人、文化と文化、国と国を紡ぐということを考えております」

 タイプBのパビリオンの区画の引き渡しが行われるのはヨルダンが初めてて、協会は順次引き渡しを進めていく予定です。

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