沖縄県内の女性技術者でつくる「teamけんせつ美ら小町」と沖縄総合事務局が、県内の女子中学生を対象に、建設業に従事する女性技術者と工事現場を巡るツアーを8月2日に開催する。親子15組30人を南風原バイパスの新川地区改良工事現場の見学に招待する。

 子どもたちに理工系の仕事に触れてもらう内閣府などの事業「夏のリコチャレ2024」の一環。ドローンによる測量や、高所での安全を確保するためのハーネスの着用、空調服の体験などを含め、建設業の仕事を学ぶ。昨年に続いて2回目の開催。

 美ら小町の糸数幸恵共同代表は「前回の参加者からは技術職のイメージがつかめたという感想があった。保護者も子どもの進路を考える時期なので、参考になるはず」と呼びかけた。坂口智美共同代表も「建設業も室内・屋内で多くの仕事があることを知ってほしい。昨年はキャンセル待ちも出たほど人気だった」と話した。

 ツアーは午後1時に沖縄総合事務局集合で、午後5時まで。中学生と保護者2人1組で募集し、ウェブ申し込みの定員に達し次第締め切る。参加無料。(政経部・銘苅一哲)

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