東京海上ホールディングスの東京海上日動火災などグループ3社は、サイバー攻撃によって契約者の個人情報およそ6万3200件に漏洩(ろうえい)した恐れがあると発表しました。

 情報漏洩の恐れがあるのは東京海上日動火災、東京海上日動あんしん生命、イーデザイン損害保険の契約者の氏名や電話番号、住所などの個人情報です。

 グループ社員の個人情報も漏洩した恐れがあるとしています。

 先月4日、損害査定業務などの一部を委託している高野総合会計事務所のサーバーが身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」に感染したことで、一部のデータが暗号化されて情報が漏れた可能性があるということです。

 現時点では個人情報の不正利用は確認されていないとしています。

 東京海上日動は「関係者の皆様に大変なご心配、ご迷惑をお掛けすることとなり深くおわび申し上げます」とコメントしています。

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