企業の間で取引されるモノの価格水準を示す6月の企業物価指数は、7か月連続で過去最高を更新しました。政府の補助金が縮小したことで、電気代やガス代などが値上がりしたことが影響しています。
日銀がきょう発表した6月の企業物価指数は、去年と比べて2.9%上昇して122.7となりました。40か月連続のプラスで、7か月連続で過去最高を更新しています。
▼政府が物価高対策として続けてきた補助が縮小したことで、電気代やガス代、ガソリン代などが値上がりしたことや、▼人件費の価格転嫁が進み、金属製品の価格が上昇したことが主な要因です。
また、歴史的な円安が続いていることから、円ベースでみた輸入物価は去年の同じ月と比べて9.5%上昇していて、大きく物価を押し上げています。
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