飲食店の厨房機器について、虚偽の説明をして複数のリース会社と契約を結び、およそ8700万円をだまし取った疑いで、飲食店運営会社の経営者らが逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、施工業「FUJI住設」の社長・藤本英明容疑者(60)と、飲食店運営会社「GC」の経営者・石原義明容疑者(41)です。

捜査関係者によると、石原容疑者は4年前、大阪市北区で自身が運営する飲食店の厨房機器についてリース会社と契約。藤本容疑者が経営する施工会社がリース会社から厨房機器の購入などの費用の支払を受けて設置しました。

その際、本来1社が費用を支払いますが、リース会社3社と契約を結んでそれぞれに支払わせて、およそ8700万円をだまし取った疑いが持たれています。

逮捕前、藤本容疑者は容疑を真っ向から否定していました。

【藤本英明容疑者】「(詐欺に)全く関与していないです。自信ありますよ。僕らはほんま施工屋だけなんで」

警察は、石原容疑者が運営する他の飲食店でも同様の犯行に及んでいた疑いがあるとみて捜査しています。

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