5月の日本の経常収支は、4月に引き続き、証券投資による収益などが黒字幅を拡大したことなどから5月として過去最大の黒字となりました。
財務省が発表した5月の国際収支速報によりますと、海外との総合的な取引を示す経常収支は、前の年の同じ月より8398億円黒字幅を拡大し2兆8499億円の黒字でした。
16カ月連続の黒字です。
金利上昇や円安が続いていることから、証券投資収益を含む第一次所得収支が今回も黒字幅を拡大し、4兆2111億円の黒字となりました。
これは比較可能な1985年以降で過去最大です。
貿易・サービス収支は1兆1066億円の赤字で、自動車の輸出が増えたことなどから、2735億円赤字幅を縮小しました。
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