利用者の80代の姉妹から、現金を横領した疑いで逮捕された介護施設の元社長が、従業員に給料を支払ったように見せかけ、不正に利益を得ていた疑いがあることが分かりました。

介護施設を運営していた西影由貴容疑者(38)は、利用者の姉妹(80代)から現金約2000万円を横領した疑いなどが持たれています。

西影容疑者は容疑を否認しています。

捜査関係者によると、西影容疑者は元従業員に対し、実際の給料よりも2倍ほど高い金額を支払ったように見せかけていたことが分かりました。

元従業員は働いていた施設が1つだったにもかかわらず、別の施設でも働き収入を得ていたことになっていたということです。

警察は、西影容疑者が元従業員に支払ったように見せかけた金を不正に得ていた疑いがあるとみて捜査しています。

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