3日は各地で新紙幣発行のイベントが行われていますが、その一方で、券売機などの切り替えできょうも作業に追われている企業もあります。

 新紙幣が今、日銀から金融機関のトラックに運び込まれていきます。いよいよ新紙幣の流通が始まります。

日本銀行 植田和男総裁
「現金は誰でもいつでもどこでも安心して使える決済手段であり、今後とも大きな役割を果たしていくと考えます」

 新一万円札の顔・渋沢栄一の故郷では。

埼玉りそな銀行 深谷支店 瀬村泰紀支店長
「きょうから新札を扱う銀行は非常に少ないようです。早くお客さまの手元に新札をということで対応しています」

 新紙幣を求めて大勢の客が入ってきました。

 午前10時ごろから両替スタート。

新札を受け取った客
「普段、電子マネーとか使うことが多かったのですが、お金っていいなと思いました」
「現金というのですかね。お札の重みがあると思うので、ちょうど今、なかなか経済も厳しいので、これを機に持ち直してくれればと思っている」

 当日まで新札対応に追われる会社も。

サン・ベンディング福島 服部祐一センター長
「(自動販売機の切り替えは)業界全体で2、3割ほど。ご不便にならないようにスピード感を持って作業完了したい」

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