愛媛県新居浜市のリフォーム工事業者が、自己破産申請の準備に入ったことが18日に分かりました。負債は推定で1億円と見られています。

自己破産申請の準備に入ったのは、新居浜市久保田町のリフォーム工事業者・リノベーションライフです。

帝国データバンク松山支店によりますと、リノベーションライフは2021年1月に設立。新居浜市を中心に一般個人住宅や店舗のリフォームを手がけ、2022年12月期には推定で約8000万円を売り上げていました。

しかし同業他社との競争が激化して受注が伸び悩み、2023年度12月期の売り上げは約3000万円に落ち込んだほか、物価上昇などによる材料価格を受注単価に転嫁できず、収益性の悪化を余儀なくされたとしています。

このため存続の目途が立たなくなり4月12日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったということです。負債は推定で1億円と見られています。

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