写真はイメージ=ゲッティ

 ゴールデンウイーク(GW)など長期連休の帰省は息抜きになりますか――。民間調査機関のしゅふJOB総研(東京都新宿区)が既婚女性を対象に調査したところ、帰省する人の7割超が「帰省先が自分の実家のみ」なら息抜きになると答えた。逆に「帰省先が配偶者の実家のみ」の場合、6割超が息抜きにならないと回答した。

 調査はインターネットで3月に実施した。GWやお盆、年末年始などの長期連休に帰省するかを尋ねたところ、「毎回帰省する」が31・8%、「時々帰省する」が38・3%となり、帰省派が計70・1%になった。「帰省はしない」は29・9%だった。

 帰省先は、「自分と配偶者の実家」が53・1%と約半数を占めた。「自分の実家のみ」(27・3%)、「配偶者の実家のみ」(19・7%)という人も少なくなかった。

 「帰省が息抜きになるか」という質問には、「なる」50・5%、「ならない」49・5%と回答が真っ二つに割れた。

 ただし、帰省先別に「息抜きになるか」を調べると、傾向が鮮明になった。「自分の実家のみ」の場合、息抜きに「なる」が72・9%と圧倒的だったのに対し、「配偶者の実家のみ」では「なる」が38・8%に減り、「ならない」が61・3%に急増した。

 しゅふJOB総研は「義父母のもとに帰省すると気疲れなどで息抜きしづらいと感じる人が多い様子がうかがえる」としている。【嶋田夕子】

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