本体製造メーカーとは異なるメーカーが製造した非純正の充電式バッテリーを使用する際は、火災に注意が必要です。

 煙と赤い炎に包まれたのは、電動アシスト自転車に使う非純正の充電式バッテリーです。

 NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、去年までの10年間で、非純正バッテリーによる事故は235件起きました。

 そのほとんどで火災が発生し、なかには建物が全焼するケースもあったということです。

 2018年ごろから、充電式掃除機などの非純正バッテリーで品質に問題のある商品が市場に多く出回ったとしていて、2019年の事故件数が前の年と比べておよそ8倍となり、以降横ばいが続いています。

 事故が発生した際の使用状況は「充電中」がおよそ8割を占めました。

 NITEは非純正バッテリーのリスクについて理解を深めるよう呼び掛け、商品のリコール情報を確認するなどの対策を推奨しています。

画像:NITE

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