大阪・関西万博の会場で起きたガス爆発事故。作業員を退避させる基準以上のメタンガスが、76回検知されていたことがわかりました。

今年3月、大阪・関西万博の会場西側に位置する来場者用トイレの建設現場でメタンガスに引火して爆発する事故が起き、ケガ人はいませんでしたが、コンクリートの床が壊れるなどしました。

博覧会協会は24日、事故が起きたトイレの床下では、今年2月末から5月までで作業員を退避させる目安となる濃度を超えるメタンガスが76回検知され、爆発の恐れがある濃度を超えていたケースもあったということです。

「メタンが出たっていうのが=危険という話ではないので。人(来場者)を入れる前に(メタン濃度を)お知らせしようという取り組みをしようと」(2025年国際博覧会協会 藁田博行整備局長)

協会は対策として換気などを行い、会期中はホームページで測定値を毎日知らせることも検討しているということです。

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