外国為替市場で円相場が1ドル160円台に迫るなか、財務省の神田財務官は「過度な変動があれば適切な行動を取る」と改めて強調しました。

神田財務官
「過度の変動があれば国民経済に非常に悪い影響もたらすので、投機などに基づいて過度な変動あった場合には適切な行動をいつでもとる用意ある」

 神田財務官は、現在の円相場の動きが過度かどうかについては言及を避けた一方、「(1ドル=)100円だろうが500円だろうが関係ない」としたうえで、「動き自身に理屈があるか」で判断するとしました。

 一方、アメリカの為替操作の「監視リスト」に再指定されたことで介入の判断に影響があるかについては、「全くない」と断言しました。

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