東北祭デザイン缶の福島わらじまつりを手掛けた久々宮帆華さん=福島市杉妻町の県庁で2024年6月21日午後2時3分、錦織祐一撮影

 サントリーは恒例の「ザ・プレミアム・モルツ」の「東北祭デザイン缶」を25日から東北限定で販売する。

 青森ねぶた祭▽盛岡さんさ踊り▽仙台七夕まつり▽秋田竿燈(かんとう)まつり▽山形花笠まつり▽福島わらじまつり――をデザインして2017年から販売。21年からは東北芸術工科大(山形市)に依頼して学内コンペで作品を募り、東北6県出身の学生が古里の祭りを描いている。

 福島わらじまつりはいわき市出身の同大4年、久々宮帆華(くぐみやほのか)さん(21)が「力強くパワフルなイメージ」を表現した。「小さい時からテレビで見ていて、先日の『東北絆まつり』も仙台まで見に行きました」と言い、「迫力や観客と一体になった熱気を温かい色味で表現しました。祭りがより盛り上がるお手伝いができれば」と話していた。【錦織祐一】

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