ドイツ連邦統計庁が18日明らかにしたところによると、1─4月のドイツの中国製EV(電気自動車)の輸入は3万1500台と、15.7%減少したが、ドイツの輸入EV市場での中国車のシェアは40.9%に上昇し、首位の座を維持した。ベルリンの上海蔚来汽車ショールーム、昨年8月撮影。(2024年 ロイター/Annegret Hilse/File Photo)
ドイツ連邦統計庁が18日明らかにしたところによると、1─4月のドイツの中国製EV(電気自動車)の輸入は3万1500台と、15.7%減少したが、ドイツの輸入EV市場での中国車のシェアは40.9%に上昇し、首位の座を維持した。
欧州連合(EU)欧州委員会は先週、中国から輸入するEVに最大38.1%の追加関税を7月から課す暫定措置を発表した。
統計庁によると、1─4月の中国製EVの輸入減少は内需の低迷が背景。チェコと韓国からのEV輸入は前年同期比でそれぞれ約3割、約5割減少した。
統計庁は「したがって、中国からのEV輸入の減少ペースは、EV全体の輸入減少ペースを大幅に下回った」と指摘した。
統計庁によると、中国は昨年、44万7200台のEVをドイツに輸出。ドイツから中国への輸出は1万1400台にとどまった。
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