観光庁は17日、2024年1月から3月までに日本を訪問した外国人の消費額が、コロナ前を大きく上回る1兆7505億円だったと発表した。2023年1~3月は1兆103億円、コロナ禍前の2019年1月~3月は1兆1517億円だった。

訪日外国人1人あたりの旅行支出は20万9000円で、国別にみるとオーストラリアが37万3000円で最も支出が多く、次いでイギリスが36万7000円、スペインが35万2000円となっている。

国・地域別で見ると、中国が3526億円(20.1%)で最も多く、次いで台湾が2512億円(14.45)、韓国2379億円(13.6%)、アメリカ1716億円(9.8%)、香港1543億円(8.8%)、オーストラリア943億円(5.4%)となっている。

費目別に見ると、宿泊費が32.1%と最も多い割合を占めて、次いで買い物大29.2%、飲食費21.7%だった。

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